【FGO】Fate/Grand Order 登場作品紹介【Fateシリーズ】

ゲーム

今回はゲーム会社「TYPE-MOON」のスマートフォン向けアプリゲーム「Fate/Grand Order」に登場するFateシリーズやその他の作品について紹介していきます。Fateシリーズはゲーム・アニメ・ラノベ・コミックと幅広い作品がありますが設定はほぼ統一されており、聖杯戦争とサーヴァントと呼ばれる英霊の事を覚えていればどのFate作品も楽しむことができます。

Fate/Grand Orderとは

https://www.fate-go.jp/

「Fate/Grand Order」通称FGOはスマートフォン向けRPGとして2015年7月30日にAndroid版がリリース開始、少し遅れてiOS版が2015年8月12日にリリースされました。アプリゲームとしては異例のストーリーを楽しむゲームとして売り出しており、その文章量は2019年の時点で500万文字を超えています。

バトルシステムはコマンドカードバトルで、6騎のサーヴァントと呼ばれるキャラクターを選び、先頭の3騎でバトルが開始されます。コマンドカードと呼ばれる攻撃カードがキャラクター毎に5枚あり、ランダムで選ばれた5枚のカードを3枚選んで攻撃するシンプルなバトルシステムです。

各サーヴァントにはクラスがあり、ポケットモンスターの相性のようなものが本作には設定(他Fate作品では無い)されています。セイバークラスはランサークラスに強く、ランサークラスはアーチャークラスに強いなど、バトルの前にどのキャラを選ぶかが重要になっています。

ゲーム作品

ここからはFGOに登場したキャタクターの原作について紹介します。ゲーム作品は今回紹介するもの以外もありますが、FGOにて登場するキャラクターの作品のみとします。

Fate/stay night、Fate/stay night [Réalta Nua]

幼い頃火災によって両親を失い、孤児になった主人公は魔術師を名乗る人物に引き取られる。養父の反対をおしきって魔術を習う主人公だが、まったく才能がなく何年とかけて身についた魔術は一つだけだった。その養父も今は亡く、主人公は半人前の魔術師として成長する。

そうして現在。ふとしたきっかけからマスター同士の戦いに巻き込まれた主人公は、偶発的に七人のサーヴァントの一人、セイバーと契約する事になる。望まぬままマスターの一人になった主人公は、聖杯を巡る戦いに身を投じる事になるのだが────

https://www.fate-sn.jp/

記念すべきFateシリーズの最初の作品で、ゲームだけでなくアニメ・漫画・派生作品を生み出した原点にして頂点とも言えるのが「Fate/stay night」です。2004年にPC向け18禁ゲームとして発売され、そのストーリーの良さから2007年4月19日にPS2で、全年齢版かつフルボイスの「Fate/stay night [Réalta Nua]」が販売されました。

ビジュアルノベルは文章を読むもので、アクションゲームのような操作もできず、対戦のようなバトルなどもありません。ただ絵や映像・音などで臨場感を出しており、選択肢によって自身でキャラクターの運命を左右することができるので、アクションやバトル作品よりも没入感があります。

本作品はアニメ化も早く2006年にスタジオディーンにて全24話放送されました。その後、本作品の別ルートにあたる[Unlimited Blade Works]が2014年に『ufotable』にて全26話放送され、更に少したった2017年〜2020年の間に別ルートである[Heaven’s Feel]が劇場にて3作品上映されています。

・FGOにて登場するキャラクター

登場作品のキャラ名FGOにて登場するキャラ名登場作品のキャラ名FGOにて登場するキャラ名
衛宮士郎
遠坂凛
間桐桜
イリヤスフィール
藤村大河
言峰綺礼
千子村正
イシュタル・エレシュキガル
パールヴァティー・カーマ
シトナイ
ジャガーマン
グレゴリー・ラスプーチン
セイバー
アーチャー
ランサー
ライダー
キャスター
アサシン
バーサーカー
ギルガメッシュ
セイバーオルタ
真アサシン
アルトリア・ペンドラゴン
エミヤ
クー・フーリン
メドゥーサ
メディア
佐々木小次郎
ヘラクレス
ギルガメッシュ
アルトリア(オルタ)
呪腕のハサン

Fate/hollow ataraxia

さあ、聖杯戦争を続けよう

夜。 目覚めは苦痛から始まった。不快極まりない痛みとおぞましさを耐え、私は蘇生していた。胸を貫かれ、死んだはずの自分が…。 生き返った私の傍らには、“名前のない”サーヴァント。残るのは曖昧で断片的な記憶。増幅していく嫌悪と不信。 斃すべき敵を求め、街へ。不吉な月の光の下、影が蠢く夜がまた始まる。

http://www.typemoon.com/products/hollowvita/

「Fate/stay night」から半年後の世界が舞台となっており、ファンディスクとして2005年10月28日にPC向け18禁ゲームとして発売さました。ファンディスクは作品の後日談としてキャラクター毎の短いストーリーが基本ですが、この作品はキャラクターの小話だけでなく本筋の話が入っている作品です。

シリアルな話であった「Fate/stay night」とは違い、コミカルな日常が描かれています。ただ、作品内の夜になると一変し、前作同様のシリアルな話が展開していきます。前作の続編と言われていますが、どのルートの話とも違う別世界となっています。

この作品もビジュアルノベルですがミニゲームも収録されており、PC版とPS Vita版と内容が異なります。PS Vita版は2014年11月27日に全年齢版として発売され、フルボイスかつ新規OPの追加などされています。

・FGOにて登場するキャラクター

登場作品のキャラ名FGOにて登場するキャラ名
カレン・オルテンシア
バゼット・フラガ・マクレミッツ
ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト
ギルガメッシュ
アヴェンジャー
アムール(カレン)
マナナン・マク・リール
アストライア

子ギル
アンリマユ

Fate/EXTRA、Fate/EXTRA CCC

https://fate-extra.jp/
https://fate-extra-ccc.jp/

Fate/EXTRA:2032年、月面で発見された太陽系最古の物体。それは、あらゆる願いを叶える”聖杯”だった。ただ一人の生存者を巡る争い、聖杯戦争が始まった。

Fate/EXTRA CCC:電脳世界における聖杯戦争は終わりを告げたはずだった。”桜”がカギを握る、書き換えられたもう一つの電脳世界の物語、淫靡で妖艶な物語が、いま幕を開ける。

「Fate/stay night」を設定を受けながら、未来の聖杯戦争をモチーフにした作品として登場したのが「Fate/EXTRA」です。原作と違い、ノベルゲームではなく対戦型ダンジョンRPGで、戦う相手サーヴァントの情報を収集する探索要素があり、RPGではよくあるアイテム収集やレベル上げなども行えるなど差別化がなされています。

主人公は男性と女性二人から選択できます。対戦は1対1のコマンド選択バトルで、「ATTACK、BREAK、GUARD」の3種類ありそれらを相手が出すコマンドに合わせて対決しますが、言ってしまえばジャンケンです。相手の情報が多いと相手の出すコマンドが分かるというシステムとなっています。

「Fate/EXTRA」は2010年7月22日にPSP専用ソフトとして発売され、後に続編が2013年3月28日にPSP専用ソフトとして「Fate/EXTRA CCC」が発売されました。続編のシステム自体はあまり変わりませんが新しくキャラクターが増えたり、新しい技が増えたりと快適に遊べるように改善されています。

・FGOにて登場するキャラクター

登場作品のキャラ名FGOにて登場するキャラ名登場作品のキャラ名FGOにて登場するキャラ名
主人公側セイバー
主人公側キャスター
セイバー
アーチャー
ランサー
ライダー
キャスター
アサシン
バーサーカー
ネロ・クラウディウス
玉藻の前
ガウェイン
ロビンフット
ヴラド三世(EX)
フランシス・ドレイク
ナーサリー・ライム
(ランサー)李書文
呂布奉先
BB
パッションリップ
メルトリリス
ランサー
キャスター
ジナコ=カリギリ
殺生院キアラ
BB
パッションリップ
メルトリリス
エリザベート=バートリー

ハンス・C・アンデルセン
大いなる石像神(ジナコ=カリギリ
殺生院キアラ

Fate/EXTELLA、Fate/EXTELLA LINK

https://fate-extella.jp/switch/
https://fate-extella-link.jp/

誰も見たことのない『新世界(EXTELLA)』
月に存在するあらゆる願いを叶える力を持った霊子コンピュータ「ムーンセル・オートマトン」。そのたった一つの所有権を巡り霊子虚構世界「SE.RA.PH」で、サーヴァントと
それを使役する魔術師(マスター)たちによって繰り広げられた「聖杯戦争」を描いた『Fate/EXTRA』。「聖杯戦争」を勝ち抜き、万能の願望機たる『聖杯』を手に入れたマスターを待ち受けるものは。

「Fate/EXTRA」のその後の話として登場したのが「Fate/EXTELLA」です。2016年11月10日にPS4版とPS Vita版が発売され、続編となる「Fate/EXTELLA LINK」は2018年6月7日にPS4版とPS Vita版が発売されました。どちらも後々Switch版・Windows版・スマホ版が発売されています。

バトルシステムはよくある無双シリーズのもので、Fateシリーズのサーヴァントを操作して各陣地を制圧するシステムで、言ってしまうとFate無双です。登場サーヴァントは「Fate/EXTRA」だけでなく、Fate/stay night・Fate/Zero・Fate/Grand Orderなどのゲストキャラが操作可能です。

ストーリーはあまり評判は良くなくいですが、登場するサーヴァントの違う一面が描かれており、何よりゲーム的に自分でサーヴァントを操作できるという点が評価されています。本作で登場するアルテラはFGOにて先行登場しており、実は制作的にはEXTELLAが先だということが後に判明しています。

・FGOにて登場するキャラクター

登場作品のキャラ名FGOにて登場するキャラ名
アルテラ
シャルルマーニュ
陳宮
アルテラ
シャルルマーニュ
陳宮

Fate/Grand Order Arcade

───人類掃討、完了。それは人理を■■■。
黄金の杯よ、抗う者たちに今一度、復活の奇跡を授けたまえ。■■■■■。
何の前触れもなく地球はその表面を焼き払われた。人類史の終わり。
あらゆる都市は崩落し、生命は死滅し、文明は消失した。
焼却は地球全土に及び、地球は未来の計測すら不可能な死の星となった。唯一残された人類。
██████に取り残された『人理保障機関カルデア』は残された全ての物資を用い、この現象の解決に乗り出した。これまでの歴史になかった異常地帯。特異点と呼ばれる時空の歪みに消滅の原因があると仮定したカルデアは時空間量子観測・レイシフトを敢行。

人類史を脅かしている七つの都市、七つの時代に、魔術師であるマスターと、マスターに従う最強の使い魔───サーヴァントを投入した。

この舞台においてカルデアは一つではない。人類最後のマスターは一人ではなく、正義も主張もまた一つではない。───██████、この現象を解決█████████。

七つの特異点を■■し、最後の特異点に█████████。█████████人類を守る英霊たち。そして倒すべき敵は、█████████。渇望は必ずや勝利を呼ぶ。

黄金の杯よ、抗う者たちに今一度、復活の奇跡を授けたまえ。

https://arcade.fate-go.jp/

FGOを元にアーケードゲームとして2018年7月26日に稼働開始しました。FGOにて登場するサーヴァントが3Dキャラクターになり、自身で操作して戦う対戦型ゲームとなっています。対戦だけでなくストーリーもあり、こちらは本編FGOとは違うオリジナルストーリーとなっています。

FGOのシステムが多く使われており、サーヴァント・概念礼装・コストシステム・スキルシステム・コマンドカードシステムなど様々な要素が類似しています。1プレイヤーは3騎のサーヴァントを選択し、倒されたサーヴァントは次に設定したサーヴァントが出撃していきます。

対戦では相手を倒すと撃破ポイントが溜まり、それが溜まり切ると勝利となります(時間制限もあり)。FGO同様にサーヴァントと概念礼装のガチャが存在しガチャで引いたものはコレクションカードとして発行されるので、好きなサーヴァントを形として残すことができるのが利点です。

・FGOにて登場するキャラクター

登場作品のキャラ名FGOにて登場するキャラ名
(ライダー★4)レオナルド・ダ・ヴィンチ
(セイバー)ジャック・ド・モレー
(キャスター)マーリン[プロトタイプ]
ラーヴァ/ティアマト
アルターエゴソドムズビースト/ドラコー
セタンタ
ライダー★5)レオナルド・ダ・ヴィンチ
(フォーリナー)ジャック・ド・モレー
(プリテンダー)レディ・アヴァロン
ラーヴァ/ティアマト
(ビースト)ソドムズビースト/ドラコー
セタンタ

小説・漫画・映像作品

Fate/Zero

これは始まりゼ ロに至る物語―――


奇跡を叶える『聖杯』の力を追い求め、七人の 魔術師マスターが七人の英霊サーヴァントを召喚し、最後の一人になるまで戦いを繰り広げる究極の決闘劇……聖杯戦争。

三度みたび、決着を先送りにされたその闘争に、今また4度目の火蓋が切って落とされる。
それぞれに勝利への悲願を託し、冬木と呼ばれる戦場へと馳せ参じる魔術師たち。だがその中でただ独り、己の戦いに意味を見出せない男がいた。彼の名は――言峰綺礼。
運命の導きを解せぬまま、綺礼は迷い、問い続ける。なぜ令呪がこの自分に授けられたのか、と。だが戦いの運命は、やがて綺礼を一人の宿敵と巡り合わせることになる。
それが――衛宮切嗣。誰よりも苛烈に、誰よりも容赦なく、奇跡の聖杯を求め欲する男だった。
大人気ゲーム『Fate/stay night』では断片的に語られるのみだった、10年前に起こった「第四次聖杯戦争」の真実。士郎の養父が、凛の父が、そして若き日の言峰綺礼が繰り広げた戦いの真相が、いま明らかになる!

https://sai-zen-sen.jp/sa/fate-zero/

「Fate/stay night」のスピンオフで、原作の10年前にあったとされていた第四次聖杯戦争を描いた作品です。原作は第五次聖杯戦争で、その時にも第四次の話は少しだけ出ていました。2006年12月29日に小説として販売され、2011年10月にはアニメ化されています。

主人公の”衛宮切嗣”はマスターを暗殺する戦法を取っており、セイバーの正々堂々戦い方とは合わずにギクシャクした関係のまま戦いを勝ち抜いていきます。本作は原作の「Fate/stay night」とは少し設定が異なっているので注意、あくまでスピンオフなので異なる点があっても気にしないようにしましょう。

・FGOにて登場するキャラクター

登場作品のキャラ名FGOにて登場するキャラ名登場作品のキャラ名FGOにて登場するキャラ名
衛宮切嗣
アイリスフィール
ウェイバー・ベルベット
エミヤ(アサシン)
天の衣
アイリスフィール)
諸葛孔明
ランサー
ライダー
キャスター
アサシン
バーサーカー
ディルムッド・オディナ
イスカンダル
(キャスター)ジル・ド・レェ
百貌のハサン
(バーサーカー)ランスロット

Fate/Prototype

「聖杯戦争」—七人の魔術師が聖遺物・聖杯の使用権を競い合う儀式。

前回の聖杯戦争の終結から、8年。
マスター階梯最下位の沙条綾香は、戦う覚悟が出来ないまま、戦争再開の日を迎える。
命を狙う他のマスターに襲撃された綾香が召喚したのは、最高位のサーヴァント・セイバーだった—

http://typemoon.com/news/2013/qFH12x

「Fate/stay night」の元となった作品が「Fate/Prototype」です。一部設定や登場人物の違いなどはあるものの、聖杯戦争によう七人のマスターと7騎のサーヴァントによる伝奇物語という点は変わりません。

2011年12月31日に発売されたTYPE-MOONキャラが総出演するOVA「Carnival Phantasmカーニバルファンタズム 3rd Season」の映像特典として始めて出されました。原作者からは没ネタでこれ以上展開する予定はないと言われていましたが、後にスピンオフ作品の「蒼銀のフラグメンツ」が発売されています。

・FGOにて登場するキャラクター

登場作品のキャラ名FGOにて登場するキャラ名
セイバー
ランサー
アーサー・ペンドラゴン
クー・フーリン[プロト]

Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ

七人の魔術師と七騎の英霊が契約し、あらゆる願いを叶えるといわれる願望機・聖杯を賭けて戦う殺し合いの儀式「聖杯戦争」ー。

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784041021279

先ほど紹介した「Fate/Prototype」の前日譚となるスピンオフ作品です。「Fate/stay night」における「Fate/Zero」に相当し、本編「Fate/Prototype」の8年前に起こった聖杯戦争について物語が語られます。2013年8月頃から小説が発売され、後の2017年10月25日にドラマCDが発売されたりと、本編「Fate/Prototype」とは違って積極的に展開しています。

・FGOにて登場するキャラクター

登場作品のキャラ名FGOにて登場するキャラ名
アーチャー
ランサー
ライダー
キャスター
アサシン
バーサーカー
アーラシュ
ブリュンヒルデ
オジマンディアス
ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス
静謐のハサン
(アサシン)ヘンリー・ジキル&ハイド

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤシリーズ

冬木市に住む、ちょっと夢見がちな普通の小学生イリヤスフィール・フォン・アインツベルン。彼女は、手伝い兼姉貴分のセラ・リズや義兄の士郎と共に平穏に暮らしていた。
だが、ある日やたらハイテンションな魔法の杖「カレイドステッキ」と出会ったことで、無理やり魔法少女になる契約をさせられてしまう。そして、その持ち主であった凛に命じられ、英霊と呼ばれる者の力が宿った7枚のカード「クラスカード」回収の役目を引き継ぎ、カードの化身である「黒化英霊」達と戦う事になったのでした・・・。

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784047153509

「Fate/stay night」の登場人物であるイリヤスフィールを主人公にしたスピンオフ作品です。2007年から連載が開始され、現在も続いております。魔法少女漫画ではありますが、原作に負けず劣らずのバトル、後半のシリアスな展開は原作にも引けをとらないほどです。(魔法少女の皮を被ったFateとも呼ばれています。)

イリヤスフィールの持つカレイドルビーは「Fate/hollow ataraxia」が元ネタで、第二魔法をもちいた魔術礼装だったりします(因みにカレイドサファイアは本作オリジナル)。クラスカードは原作のサーヴァントのクラスを表しており、後半ではそれらのカードを使用して戦ったりします。

アニメ化としては2013年7月から1年間隔で2016年までに4期まで放送され、劇場版アニメも2017年と2021年に上映されています。現在は漫画に追いついて止まっていますが、続編も劇場版での上映が決定しています。

・FGOにて登場するキャラクター

登場作品のキャラ名FGOにて登場するキャラ名
イリヤスフィール
クロエ
美優
イリヤスフィール
クロエ
美優

Fate/Apocrypha

冬木市で行われていた第三次聖杯戦争。その大聖杯が第二次世界大戦の混乱の中、ナチスによって奪われる。秘匿されるべき聖杯のシステムが流出された結果、世界中で小規模な聖杯戦争が行われていた。時は西暦2000年。
大聖杯を奪ったユグドミレニア一族の魔術師たちが揃って魔術協会から出奔。大聖杯を掲げ、協会に反旗を翻す。協会側はユグドミレニアに刺客を送るも敢え無く敗退。しかし聖杯の予備システムを起動させる事に成功する。
ユグドミレニア一族である「」の陣営と、魔術協会に雇われた魔術師の集まりである「」の陣営。両陣営による7対7の、そしてこの事態に召喚されたルーラーを加えた全15騎のサーヴァント。それぞれの野望と刃が交錯する時、前代未聞の「聖杯大戦」が始まる。

http://www.typemoon.com/products/tmbooks/apocrypha/index.html

原作「Fate/stay night」の並行世界の話になっています。第三次聖杯戦争の時にアインツベルンがどのサーヴァントを紹介したかで分岐しており、アヴェンジャーを召喚したら「Fate/Zero」、ルーラーを召喚したら本作の「Fate/Apocrypha」の世界となります。

主人公は黒の陣営のユグドミレニアから生み出されたホムンクルスの少年”ジーク”で、二つの陣営による戦いに巻き込まれてしまいます。Fateシリーズでも2つの勢力があり、サーヴァント同士が協力して戦う点などはFGOに類似していると言えます。

2014年12月31日に小説が発売され、2016年6月25日にはコミック化、2017年7月2日にアニメが放送されました。本作には没サーヴァントがあり本編には登場しませんでしたが、後にFGOにて登場しています。

・FGOにて登場するキャラクター

登場作品のキャラ名FGOにて登場するキャラ名登場作品のキャラ名FGOにて登場するキャラ名
ジーク
ルーラー
黒のセイバー
黒のアーチャー
黒のランサー
黒のライダー
黒のキャスター
黒のアサシン
黒のバーサーカー
ジーク
ジャンヌ・ダルク
ジークフリート
ケイローン
(バーサーカー)ヴラド三世
アストルフォ
アヴィケブロン
ジャック・ザ・リッパー
フランケンシュタイン
シロウ・コトミネ
赤のセイバー
赤のアーチャー
赤のランサー
赤のライダー
赤のキャスター
赤のアサシン
赤のバーサーカー

企画アーチャー
企画ランサー
企画ライダー
企画バーサーカー
天草四郎時貞
モードレット
アタランテ
カルナ
アキレウス
ウィリアム・シェイクスピア
セミラミス
スパルタクス

ダビデ
武蔵坊弁慶
ゲオルギウス
坂田金時

Fate/EXTRA-CCCFoxTail

ムーンセル・オートマトンで繰り広げられる月の聖杯戦争に起こった異変。キャスターと主人公・岸波白野が解決にひた走る。事件の黒幕は?そして謎のマスター・坂神一人率いるケモミミのセイバーとは?

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784041210550

ゲーム作品の「Fate/EXTRA CCC」を原作とするコミカライズ作品で、2013年12月頃から連載を開始し、現在も続いています。本編でのラスボスが序盤で退場したり、ゲームでは没になったサーヴァントの登場などオリジナルストーリーとして展開しています。

「Fate/EXTRA」「Fate/EXTRA CCC」は共にコミカライズされており、そちらではセイバー”ネロ・クラウディウス”がサーヴァントで、原作準拠のコミックとなっています。ゲームでもそうですが前作の「Fate/EXTRA」を見ていないと設定がわからないと思うので、ゲーム・コミックどちらかをプレイ・視聴してから見るのをオススメします。

・FGOにて登場するキャラクター

登場作品のキャラ名FGOにて登場するキャラ名
セイバー
キングプロテア
鈴鹿御前
キングプロテア

ロード・エルメロイII世の事件簿シリーズ

「……ある意味で、現代の魔術師とは、天使を蒐集する職業だといってもいい」

『時計塔』。
それは魔術世界の中心。貴い神秘を蔵する魔術協会の総本山。
この『時計塔』において現代魔術科の君主(ロード)であるエルメロイII世は、
とある事情から剥離城アドラでの遺産相続に巻き込まれる。城中に鏤められた数多の天使、そして招待者たちそれぞれに与えられた〈天使名〉の謎を解いた者だけが、
剥離城アドラの『遺産』を引き継げるというのだ。だが、それはけして単なる謎解きではなく、『時計塔』に所属する高位の魔術師たちにとってすら、あまりにも幻想的で悲愴な事件のはじまりであった——。

魔術と神秘、幻想と謎が交錯する『ロード・エルメロイII世の事件簿』、いざ開幕。

http://www.typemoon.com/products/tmbooks/elmelloi/index.html

「Fate/Zero」のキャラクターの一人”ウェイバー・ベルベット”のその後を描いたスピンオフ作品です。第四次聖杯戦争で亡くなった恩師の義妹”ライネス・エルメロイ・アーチゾルテ”の要請で”ロード・エルメロイ二世”として生きていくことになり、義妹による魔術師絡みの相談を解決していきます。

Fateシリーズではなかった推理ものとして進んでいきますが、魔術が絡んでいるためか予想のつかない人や現象が原因だったりします。推理だけでなくバトル要素もあり、サーヴァントに匹敵する戦闘力を持つ内弟子”グレイ”と、エルメロイ教室の生徒と一緒に問題を解決して行きます。

・FGOにて登場するキャラクター

登場作品のキャラ名FGOにて登場するキャラ名
ロード・エルメロイ二世
ライネス・エルメロイ・アーチゾルテ
グレイ
諸葛孔明
司馬懿
グレイ

コハエースシリーズ

https://www.kadokawa.co.jp/product/321606000395/

「TYPE-MOON10周年記念漫画」として2011年より連載が開始した本作は、「月姫」のキャラクター”琥珀”と”遠野秋葉”が各TYPE-MOON作品のキャラクターとともに歴史を振り返ります、・・・歴史を振り返るとか言いつつ全く無関係の話や、他種のゲームについての話などが多いギャグ漫画です。

2011年から連載が開始され、現在も名前を変えつつ続いています。「コハエースEX」からはオリジナルサーヴァントが登場しており、後の「コハエースGO -帝都聖杯奇譚-」へと続いて行きます。FGOにおいても「ぐだぐだイベント」としてほぼ毎年キャラクターが追加されており、今後もどのキャラクターが実装されるか楽しみの一つとなっています。

 

・FGOにて登場するキャラクター

登場作品のキャラ名FGOにて登場するキャラ名
桜セイバー
魔神アーチャー
ランサー
ライダー
アサシン
バーサーカー
魔神セイバー
八華のランサー
沖田総司
織田信長
(アサシン)李書文
坂本龍馬
岡田以蔵
森長可
魔神セイバー(沖田総司オルタ)
長尾景虎

Fate/strange Fake

日本の冬木市における第五次聖杯戦争から数年後、アメリカ西部に位置する地・スノーフィールドにて聖杯発現の予兆が見られた。魔術協会の調査の結果、これは何者かがオリジナルの聖杯戦争の技術を模倣したものである事が判明。不完全な模倣ゆえにシステムには欠陥が存在し、在るはずのクラスが欠け、選ばれるはずのないサーヴァントが呼び出される。そしてアメリカのとある国家機関の思惑により、都市の外からも多くの魔術師達が流れ込み、「偽りの聖杯戦争」が開幕する。

https://dengekibunko.jp/product/fate/312193100000.html

Fateシリーズのスピンオフ作品の一つで、2008年4月1日に「Fake/states night」として嘘企画として公開されたのが元とされています。本格的に展開されたのは2015年から小説が販売され、現在も続いています。

通常の聖杯戦争とは異なり、同じクラスのサーヴァントが2騎登場したりいないクラスがいたりとかなりのイレギュラーが起きています(他の作品でもイレギュラーが起きていますが)。各陣営がサーヴァントと共にどう動いていくか楽しみな作品です。

2015年1月10日から小説と同じ時期にコミック版が発売されており、2023年7月にはアニメが放送予定です。

・FGOにて登場するキャラクター

登場作品のキャラ名FGOにて登場するキャラ名
ランサーエルキドゥ

マンガで分かる!Fate/Grand Orderシリーズ

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784041061015

FGOが始まってすぐの2015年8月13日に公式サポート漫画としてFGO公式サイトに連載が開始されました・・・。公式漫画のはずなのだが、FGOのガチャやゲームスピードに関してかかなり突っ込んでいました。本作は何が「分かる」かは分かりませんが、現在も続いています。

2015年後半にはオリジナルサーヴァントが登場し、後にFGO本編にもイベントで登場しています。ただ、明らかに実装できないサーヴァントのためか、スーパーバニヤンの付属品として登場しています。

・FGOにて登場するキャラクター

登場作品のキャラ名FGOにて登場するキャラ名
マンガでわかるバーサーカー
マンガでわかるキャスター
マンガでわかるランサー
マンガでわかるライダー
マンガでわかるアサシン
(バーサーカー)ポール・バニヤン
大黒天
メアリー・アニング

愉快なライダー
愉快なアサシン

Fate/Requiem

私は死神───サーヴァントを殺す仕事をしている』

───昔、大きな戦争があった。戦争は終わり、世界は平和になった。今では誰もが“聖杯”を持ち、運命の示すサーヴァントを召喚する。ただ一人の少女、宇津見(うつみ)エリセだけがそれを持たない。少女は、世界で最後に召喚されたサーヴァントの少年と出会う。だが彼女はまだ、自分の運命を知らない。

http://www.typemoon.com/products/tmbooks/requiem/

2018年から発売された小説で、どこかの世界線で起きた聖杯戦争のその後の物語です。1人につき1つの聖杯と1騎のサーヴァントがある世界で、主人公”宇津見エリセ”だけはどちらも持っていなかった。後に最後に召喚されたサーヴァント”ボイジャー”と出会うことになります。

FGO含め、Fateシリーズのサーヴァントも複数登場するので、Fateシリーズを見ている人はより楽しく読むことができます。

・FGOにて登場するキャラクター

登場作品のキャラ名FGOにて登場するキャラ名
宇津見エリセ
ボイジャー
鬼女紅葉
宇津見エリセ
フォーリナーボイジャー
鬼女紅葉

他TYPE-MOON作品

月姫

ああ―今夜はこんなにも、月が綺麗だ―

幼い頃、事故によって大怪我を負った遠野志貴。
追いやられるように遠縁に預けられ、穏やかな日常を送っていた彼の元に、父・槙久の訃報が届く。実家に呼び戻された彼を待っていたものは、父から当主の座を受け継いだ妹の秋葉、そして二人のメイドだった。
新たに始まる遠野家の長男としての生活。古くからの因習を受け継ぐ一族。自分とは釣り合わない豪邸での暮らし。
過去の風景に記憶の断片を呼び起こされるなか、遠野志貴はヒトのカタチをした生き物とすれ違い―

http://typemoon.com/products/tsukihime/

同人ゲーム時代の『TYPE-MOON』が作り上げた伝奇ビジュアルノベルで、2000年12月29日に18禁ゲームとして発売されました。『TYPE-MOON』最初の作品で、数々の設定は後の「Fate」にもつながるところがありします。

過去には「月姫」キャラクターが使用できる格闘ゲームとして「MELTY BLOOD Act Cadenza」が稼働していたり、コミック版「真月譚 月姫」が連載とアニメ化されたりと展開していましたが、2008年のリメイク制作決定からは「TYPE-MOON」作品のゲストとしての登場ばかりになっていました。

リメイク制作決定から10年以上たった2021年8月26日、ついに「月姫」の「月姫 -A piece of blue glass moon-」がPS4・Switch向けに発売されました(引用の画像はリメイク版)。リメイク版はまだ2つのルートしか書かれていないので、他ルートがいつリメイクされるのか今後も期待の作品です。

・FGOにて登場するキャラクター

登場作品のキャラ名FGOにて登場するキャラ名
アルクェイド・ブリュンスタッドアーキタイプ:アース(アルクェイド・ブリュンスタッド)

空の境界

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784061823617

1998年にweb小説として奈須きのこが手筆したのが始まりで、2001年12月30日に小説が発売されました。「月姫」同様に「直死の魔眼」を持つ主人公”両儀式”や周りの人たちが、不可解な事件に巻きこまれる伝奇小説です。

奈須きのこ最初の作品ではありますが、数々の設定はのちの作品に大きな影響を与えています。2007年〜2013年の間『ufotable』により劇場版アニメとして全10作品上映されており、FGOにおいても一番最初のコラボ作品として登場していたりと、現在でも多くのファンがいる作品です。

・FGOにて登場するキャラクター

登場作品のキャラ名FGOにて登場するキャラ名
両儀式
「両儀式」
浅上藤乃
(アサシン)両儀式
(セイバー)両儀式
浅上藤乃

路地裏さつき ヒロイン十二宮編

西暦20XX年、業界に湧き続ける属性被りのヒロイン達。
それらを管理すべく世界はヒロインをランク付けし、トップランクのヒロイン「ゴールドヒロイン」が業界を支配する制度「レギュラースターシステム」を作ることによって安定を保っていた。
しかしそれに異を唱えたトッププロデューサー衛宮士郎は、ヒロインの最下層「ブロンズヒロイン」に位置する弓塚さつきたち路地裏同盟に共闘を持ちかける。ゴールドヒロインを倒し、すべての出番のないヒロインが報われる世界を作るため。
しかしゴールドヒロインの待ち受ける十二宮に入った瞬間士郎は「なんでさ」の遺言と共に瞬殺され、更にもう一人のプロデューサーである遠野志貴が聖杯にくべられていることが明らかになる。志貴を救うため、そしてゴールドヒロインとなるため、いつの間にか増えていた約2名も合わせた5人は十二宮へと乗り込むのであった。

「月姫」のブロンズヒロイン(サブヒロイン)である”弓塚さつき”が、各TYPE-MOON作品のゴールドヒロインを打倒していくアドベンチャーゲーム、・・・という2013年4月1日「TYPE-MOON」のエイプリルフール企画です。

なぜこのようなエイプリルフール企画の紹介をしているのかというと、ブロンズヒロイン?の一人である”謎のヒロインX”初登場作品だからです。この頃の彼女は「Fate/stay night」のセイバー本人で最近増え続けるセイバー系ヒロインを倒す為に”さつき”側についています。

FGOにおいては設定が変更されて「サーヴァント・ユニヴァース」と呼ばれる世界の出身となっており、性格も本人とは全く異なる別キャラとして描かれています。

・FGOにて登場するキャラクター

登場作品のキャラ名FGOにて登場するキャラ名
謎のヒロインX謎のヒロインX

まとめ

今回はFGO登場サーヴァントの各作品に関して紹介しましたが、これ以外の作品も多く「TYPE-MOON」と”奈須きのこ”は様々な作品を制作しています。以下作品の一部です。

ゲーム魔法使いの夜
ゲームMELTY BLOOD
ゲームFate/Samurai Remnant
コミック氷室の天地 Fate/school life
コミックまほ箱クロニクル(まほうつかいの箱)
小説ファイヤーガール
小説Fate:Lost Einherjar
小説DDD
小説月の珊瑚
未発売web小説鋼の大地

このようにTYPE-MOON作品だけでも沢山あるので、コラボ先に困ることはないです。私的には「Fate/Prototype」や「Fate/strange Fake」のコラボが来ると胸熱ですね。

FGOは2部となる「Cosmos_in_the_Lostbelt」の異聞帯攻略は終了しましたが、今年の6月から「オーディール・コール」が開始します。ソーシャルゲーム(ソシャゲ)はサービス終了が怖いところですが、今後もFGOは続いて行きそうです。

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